カメアトリエのブログ

2020年は地に足つかないまま、過ぎようとしています。
コロナウィルスは、私たちの、これまでの当たり前の日常を、いとも簡単に変えてしまいました。
３月からのステイホーム期間では、多くの方が、これからの暮らしについて、深く、長く、考えたのではないでしょうか？

そんな中、、、




第一波のステイホーム後の5月に、「住んでいるマンションを手放して、平屋に住みたい！」という相談を受けました。
その動機は「小さい男の子が２人いて、今後またステイホームがあるかもしれない…と考えると、
マンションでの生活に限界を感じた」とのことでした。
活発な子ども達を、じっとさせないといけないので、家族ストレスが溜まること。
子どもたちが騒ぐと、クレームがくるかもしれない。。。という不安
これからの暮らしには、庭が必要だと、強く感じ、5年前に新築で購入したマンションを手放す決意をされたのでした。


それから、土地探しを、必死でがんばり、前向きな想いと、バブルで跳ね上がった価格の現実、
売主との交渉など、我慢の連続で、ようやく、ようやく、10月に理想の土地と出会い、即決！
これ以上ない！本当に理想の土地を、自分のものにできたのでした。

そして、いよいよプレゼンテーションを行うときに、
「この家族は、家を建てるということよりも、土に接した暮らしを手に入れたのだろう！」と感じ、
マンション10Fのくらしから、平屋の１Fのくらしへ移り住む、ことをメインテーマにしたいと思いました。
それでⅩ（テン）ハウス、そしてトラストブロックも記念すべき、LOT.10（テン）ということで、
もう「テンハウス」しかないでしょう！と名付けたのでした。





「土のベランダ」ということばを、表紙で使用したのですが、
これは、うちの次男坊が、カメハウスに引っ越す直前に、
虫を追いながら「土のベランダ、めっちゃいい！」と、ハッとさせられたことが、今回ピンと来ました！

家づくりのデザインで、土地選びのデザインが7割、残り３割が建築デザインです！と皆さんに答えていますが、
それが、伝わりやすい、そんな家づくりになりそうで、ワクワクです！

「テンハウス」お楽しみに！