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Posted by TI-DA at

2020年09月29日

インスタント庇

【トラストブロックDIY】ということで
カメハウスで、DIYした「インスタント庇」をご紹介します!



デザインコンセプトは、あっさり作れ、取り外しできる!

。 。 。 。 。 。 @600で標準完備している足場インサートを使います!




「あっさり作る」 カットまでホームセンターで !









材料はこれだけ、だいたい5千円程度だったかな?

僕の場合、平日の2日間に分けて作りました!

1日目は、お昼休みにホームセンターでカットしてもらい、夕方から、組み立てて、塗装までしました。







2日目も夕方から、中空ポリカ板を留めて、本体は完了!

取り付けは、既存の足場インサート(トラストブロック標準仕様)を利用するので、

コンクリートへの削孔は行わず、ボルトの長さを変えて、ラチェエットで締め付けるだけ!







「取り外しできる」

庇は、強風時の吹上げが怖いので、安易に延ばしてはいけません!

庇を延ばすのなら、柱をいれたり、またはRC躯体で造るなど、構造的な配慮が必要です。



ですが、今回はDIYで後付けできる、キャップのような、

軽い庇を作るのが目的なので、

風には逆らわず、台風の前には、当然、外す前提の構造としました。



庇の出は600mm、しとしと雨をしのぎぐには、問題有りません。



台風の前には必ず取り外しますので、、、

庇の幅と奥行きが大きくなると、持ち運びや設置が厳しくなります。

おすすめのサイズは、w1200×d600です。※必ず2人組で作業して下さい!




【試験データ】
8月末に来た台風9号(沖縄本島の最大風速40m/s)の際に、うっかり外し忘れたのですが、
風当たりの強い、カメハウスでも、大丈夫でした。
風向きも東向きの風が多く、庇がもろに吹上をげを繰り返し受けていましたが、
動くことで、風を逃していることがよかったのだと思います。

台風の前には、必ず取り外しましょう!!

  


Posted by came at 18:17Comments(0)トラストブロック

2020年09月19日

メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)

次のステイホーム期間を、ポジティブに過ごすために、

家のメンテナンスについて、クライアントさんと情報を共有したいと思っています!

今回は、アトリエmさんの「外部木部塗り替え」の事例です!

アトリエm(トラストブロックLOT.03)さんは、2016年に完成した建物ですが、



なんと2年後の2018年には、ご自分で外部木部の塗装メンテナンスを行われています。

トラストブロックユーザーの中で、最も早い塗り替えです!

外部木部の塗替えのタイミングについてですが、

基本的には、木が黒ずんできたなぁと感じたら、やったほうがいいと思います。




例えばこれくらい(カメハウスの雨ざらしデッキ1年経過の状態)

1回目の塗替えは、できるだけ早めに行うことが理想です!

建物の環境条件などにより、劣化の具合は異なりますが、

1回目は、遅くても3年以内に行うのがよいでしょう!

そうすると、2回目以降の塗替えの間隔は、段々と長くなっていきます。

2年後→3年後→5年後→7年後という具合に、、、、



さて、アトリエm 主催の宮里さんは、塗るのがお仕事(画家)ですが、

さすが、メンテも手慣れています!

2016年の新築当時は、白木用塗料を使用しているため、ナチュラル感の印象です。

【破風(はふ)】

2016年




2020年、落ち着きを感じる佇まいに、、、


【玄関ポーチ】

2016年




2020年、みどりと馴染むウェットなアプローチ空間に、、、


【玄関ドア】

2016年




2020年、真鍮(しんちゅう)がいい色になってきてます!



子ガメ2号

2016年




2020年、自作ブルートゥースイヤホン


このように、メンテナンスを行いながら

佇まいをデザインしていくのは、子供の成長のようだと思います(笑)

皆さんも、是非、早めに塗り替え楽しみましょう!


最後に
アトリエmの宮里さんに、今回のメンテナンスについて、教えてもらいました!

外部木部の塗り替えはアトリエが完成して大体2年目に行いました。
ご存知の通り、当初はキシラデコールの白木色でした。
段々と木部のカビなどの汚れが気になり出したのと、内部のヒノキもちょうど飴色になってきていたので、
塗り替え時はメープル色にしてみました。


Q1:ペーパーなどで研磨されましたか?もしされていたら、電動工具でされましたか?
  本来ペーパーで研磨した方が良いのはわかりますが、さすがに一人では厳しいので、軽く水洗いしたのち塗っています。

Q2:塗り替えの材料は何を使用されましたか?
  インターネットで見つけた「スーパーウッドステイン」の16Lです。キシラデコールに似てもので、若干安かった覚えがあります。

Q3:塗り替え作業に要した時間はどれくらいでしたか?
  涼しい晴れのひを狙って、塗りの前日は水洗い、塗りは6時間ほどかかったと思います。外から見える部分と屋根の下の部分も塗っています。

Q4:他のユーザーにアドバイスできること(養生や足場など)がありましたら、教えて下さい。
 養生は大変なので、気になるところだけにブルーシートを敷いていました。極力ニスが垂れないように、ペンキ用の刷毛を使ってましたよ。時間とお金の面から足場を組むことはできないので、トラスの上部分は屋根に登って、高いところはテーブルの上に脚立を乗せて塗っていました。(落ちないように気を配りながら、ゆっくりと丁寧に)アトリエ正面や雨風が当たる所は2度塗りしています。

その他、塗り直した後、約1年が立ちますが、特に気になる所はありません。高所に登るので、2名ぐらいで行った方がいいと思います。自分でメンテしているので、建物の状態が把握でき良いですよ。体力入りますが、、、


最後のコメントがとても印象的ですね!
メンテナンスは建物を維持するための行為ですが、
細かく観察することも大事なメンテナンスです。
自分で出来ないことは、無理せずに、専門業者にしてもらいましょう!  


2020年09月12日

ちゃんと母屋をフォローしているか?

フォローハウスの一番のコンセプトでしたが、途中経過を検証してみます。

さて、一番はじめのプレゼンで描いたスケッチでは、

母屋のひっそりとした佇まいをフォローしよう!ということで、

「緑の間に、ちょこっと屋根が垣間見えるのがいいなぁ」と思い描きました。



さぁどうでしょう!

この前の台風にも負けず屋敷林たちが、伸びて伸びて、



屋根、見えませんね。。。。

でも、ひっそりとした佇まいをフォローしています!


次に母屋とのつながりですが、







ばっちし、母屋を利用しています(笑)


庭からはどうでしょう?



RCの深い庇が連続していて、増築感がでてますね。



細かいですが、軒裏はどうなんでしょう?



ここは、敢えて同じにはせず、

母屋の杉型枠と、フォローハウスの杉小幅板が、語りあっていますね~

今の所、いい感じでフォロワーのようです(笑)