カメアトリエのブログ

  

土地選びから2年半くらいになりますが、
ようやくこの日を迎えられました！


新型コロナの影響で、宿泊業は大変な状況でしたが、


小さないい宿には、大きな影響はないと、聞いております。


来た人の心をほどく


そんな場になるよう、建築をつくっていきたいですね！

  

ただの検討用スタディ模型のはずでしたが…
「プレゼンテーションの雰囲気に合わせて、森をうまく表現したいな～」と、
ついつい脱線してしまう。悪い癖（笑）
「時間ないのに～アトリエにある褐色のアジサイでいいでしょっ！」と相方。


「detail full ディテール フル」さんＦＢより

「青緑　アジサイ　ドライフラー」で検索！
あるじゃないですか～デティールフルさん！
相方がアトリエを出た途端に、模型を持ってお店へＧＯ！


オーナーさんに事情を話し、いくつか見せてもらい
「やっぱり合板の要素もあったほうがいいですねぇ」などで色味は選定。
次に「立てるならこうだよね～でも茎がおれるからねぇ…」
ワイヤーでこうやって…とか、固定はこの材料がいいよ…とか、とても親切にナイスアドバイス！
いくつかの案を二人で議論し「とりあえず実験してみます！」と購入。


万全に検討していた方法で施工、「ポキッ！　あっ…」となる。
短くなった茎で残された方法は、最初に考えた、もっとも単純な直植え工法しかない！


これが思った以上に良い納まりで、孔のサイズにこだわるだけで、とても簡単！
茎は、ボルトなどの鋼材とは違い、完全直線ではないんですね～
合板の摩擦抵抗だけで十分な引き抜き強度があります。


チョキチョキし


こうして、悪い癖が、壁に掛けられる模型にしたのでした！
言い訳。。。

  

住宅とコテージのプレゼンテーションをしました～



土地選びからお手伝いさせてもらいましたが、
買わないことを勧めた土地もありましたね～
クライアントは、我々のアドバイスをちゃんと受け入れてくれました！


その後、クライアントさんは、ひたすら、自分の足で土地を探し続けました。
その努力の甲斐もあり、この土地とようやく出会いました！



我々も連絡を受け、再び土地の確認に行きました。



最初にこの土地に行った時に通った　くねくね道がとても気に入りました～
こころのひもが、ほどかれていくような感じでした。



岩があることは知ってましたが、
草木刈ると、思いもよらぬ大きさの岩でした。



ここでの建築は、集落と森、岩に対しての佇まいがとても重要だと感じました。
環境の魅力を最大限活用する素直な提案を最も意識してプレゼンしました！



形や配置はご要望もたくさんありましたが、
プレゼンを通して、カメアトリエの考え方などを、気に入っていただきました！
これから設計がスタートします！



さぁこれからどんな場が生まれるのか…
わくわく！
そして、必ず自分が癒される宿にしたいと思います。