2016年04月11日
久しぶりに うえのいだアパートに
「おきなわいちば」最新号に「うえのいだ」さんが掲載されているのを見て
久しぶりに、行ってみたくなりました!
僕がまだクロトン建築設計事務所に勤めていたとき
第一次リノベーションでお手伝いさせてもらって以来、6年ぶりでした。
大家さんでありクライアントの玉城さんご家族、今では5人になっていました。

うえのいだアパートは、首里石嶺にある築39年、沖縄によくあるいたって普通の外観です。
アパート通路にあるCB石敢當(玉城さん作)
玉城さん宅のアプローチ、苗を育てています。

玄関はなく、アマハジのような入り口

正面には、いきなり仏壇、手を合わせてあがります(笑)
杉の床は、絵の具がしみ、紫外線を浴び、いい表情になっていました。
6年前に蜜蝋(みつろう)拭きをした後は、ほぼ水拭きだけだったそうです。
暮らしにあわせ、空間が活き活きと変化している感じが、とてもよかったです。

6年前第一次リノベーション直後の写真
うえのいだアパートの第一次リノベーションで、

302号室を通称”実験室”と呼んでいました。

予算の都合上、解体デザインしかできなかったのですが...
結局、残す残さないの議論に大変時間を要しました(笑)
部屋は決して広くはないのですが、
首里の尾根や慶良間諸島を望む海までも領域であるかのような無の空間になっていました。

植物と共にミニマルに暮らすわくいくん

空間インスタレーションのような部屋に住んでいながら

まな板の上に、直前まで切っていた野菜が、妙に生々しく感じました。
さて、うえのいだって何?気になりますよね!

農業をやったり


アグリ&クラフトをやったり

美術講師をやったり

普通の大工がやらない大工をやったり
一言では説明できないのですが
暮らしを楽しむクリエイティブな大家さんと説明しておきましょう(笑)
畑のワークショップなど、ちょくちょくイベントをされているので、是非参加してみてください!