2021年10月26日
PBL2回目の授業に行ってきました!



今回は、前回の反省(みんなで模型作業は厳しい...)を踏まえ、
模型を90%仕上げて、議論に入りやすくしました!
残り10%は中学生にやってもらう!


前日まで頑張ってくれた大学生の皆さん、本当に感謝!!


まちの浸水模型(津波高さ7~9m、縮尺1:1000)を、みんなで囲むと
まずは、お約束。自分ちがあるか、確認しますね(笑)
これに対しては、対策済みで、手を抜かず、ちゃんと再現しましたので、
「なぁ~い!!」とか言われませんでした。

2階の床まで浸水したまちを見て、少しは”はっ!”としてくれたのか?
わかりませんが、、、津波防災を”身近に”考える というテーマなので、恐怖感は重要です。
教材に模型を使用することは、地図を囲むよりも、色々な角度で見ることができ、
また面白がって積極的に見てくれたりして、いいアイディアを、生むきっかけになるんじゃないかな~という期待がこもっています。


今回の授業では、津波避難の課題(危険や問題、気付きなど)をあげていくことが、目的でした。
頭を柔軟にするために、僕が考える課題や問題点をいくつか話しました。

例えば「この辺に橋があって、高台避難するルートを合わせておけば、中学生は、保育園児を共助しやすいね~」
そういう話しや、ゲストの消防士さんが「橋も決壊することもある...」という話をしたことで、
ポストイット全体の1/3近くが、
「橋を増やそう!でも予算ない!」「橋を補強しよう!」など「橋」というキーワードが多くなってしまいました(汗)

中学一年生は、まだまだ、大人の意見に引っ張られることを知りました。。。
少し戸惑いましたが、でも、僕はそれでいいんじゃないかなぁと開き直りました。
恐らく、人の意見に乗っかって、色々景色を見ているうちに、
そこから少しずつ、自分の興味が湧いてくるんじゃないのかなぁと
自分のことを思い出したような気がしました。
こんな短い期間なので、何かを得た気にさせるより、
新たに興味を持ってもらおう!そういう気持ちでやっていきます!
つづく。。。