2020年04月22日
くいしんぼうのあおむしくん
好きな絵本のひとつです。
まさおくんが、飼いはじめた、あおむしが、
大切なものや人を次々に食べていきます。
そして、とうとう、まさおくんと、あおむしだけになり、
あおむしは、涙をためながら、まさおくんをのみこんでしまう。
最後は、透き通った青空のもと、みんながいる日常があった。。。
昨日、福岡で和食店を営む親友と話した。
彼は10年間同じ場所で、地域の素材を活かし、地域密着型のお店を築いてきた。
だが、この3月から、信じられない状況がはじまり、ついに4月からは、自主的に営業を自粛したそうだ。
この地獄のような状況下で、彼は「一旦、全てをゼロにして考え直した」と言い、
1週間前から、弁当をつくり、大手スーパーや道の駅に置かせてもらっているそうだ。
「10年間、地道にやってきたことで、地域に名を知られていたから、快く置かせてくれたよ」
と、話していた。
店内営業とは異なり、調理師として、純粋に料理する時間も増え、朝方で健康的な生活に変わったことを、
初々しく思っているように感じた。
彼を励ますつもりで、電話をしたのだが、逆に、僕の方が励まされた。
生活、しごとのバランスが大きく動いている状態で、どのように柔軟性を発揮できるか?
また、建築士として、社会にどう役に立てるか?
四六時中、考えさせられる日々です。