2016年06月05日
千年希望の丘 植樹祭に参加しました!(上)

東日本大震災から5年が過ぎました。
2ヶ月前には熊本が震災に見舞われました。
日本では、絶え間なく異たる所で
災害からの復興が行われています。
人事ではなく、明日、自分たちが復興を目指すことになるかもしれません!?
そうなった時、どう復興するか?
足元がおぼつかない状況では、希望を夢見ることなど到底難しいのだと思います。
しかし、宮城県岩沼市の復興は、これまでに類のない
希望に満ちた、深くて永い復興を進めています。
それが「千年希望の丘プロジェクト」です。
2011年3月11日に未曾有の震災がおきました。
それから1ヶ月後から、膨大な震災ガレキ処分の問題が話題になっていました。
原発による放射能汚染の問題とちょうど重複し
震災ガレキに対しての汚染のイメージが日に日に強まっていきました。
震災ガレキの広域処理をめぐり
受入に対する生活者の道徳的な不安感と、
協力に対する団体としての善意感とのミスマッチが明確に出ていました。

掲載先:宮城のニュース・観光をアップしているピー子とpitarouです

掲載先:ごみ探偵団
そんな状況下で、震災で大変つらい思いをした人にとっては
思い出のカケラや、残された想いがつまった大切なガレキであったかもしれない
ということは、ほとんど報じられることは無かった。
千年希望の丘は、震災ガレキを大切な想いのカケラとして
減災基盤の貴重な資材として、有効なものを地産地消した復興事例です。
法律の壁、技術的な壁、経済的な壁、優先順位の壁、様々な困難を
多くの専門家が一致団結してサポートし、実現した未曾有の復興事業です。
復興の早期段階からこの取り組みに感心がありました。
そして今回、実際に植樹に参加しこの取り組みを広く紹介したいと思いました。

ここでは5回目の植樹祭です

岩沼駅から東海岸に向かいます

車窓から見渡す限り平地でした

水田の改良工事がおこなわれていました

バスを降りると、11号丘と津波に耐えたイチョウが平野でシンボリックに見えました

この日は快晴で、広い空に風のようなくもがとても印象的でした

千年希望の丘案内図、海岸沿いに15基の丘とそれを結ぶ緑道で構成されています

協力団体作成のイメージ図

さっそく、丘へ上ってみた

とても上りやすかった

1万2千人の参加者、開会式の様子
つづく...