2019年05月10日
modern living ブロック特集

今から65年くらい前、1955年のmodern living ブロック特集。
ビーチでカップルが、コンクリートブロックを積んでいるシュールな光景。
どことなく2019年のファッションぽくも見えない?
貝殻とレンガと花束、、、何か意味深だよね〜

この頃コンクリートブロックは、新建材だったんですね〜
実は沖縄では、米軍の影響で、1950年代前半には、主流の建築材料となり、
穴の空いた、花ブロックのカーテンウォールが、すでに街並みをつくり始めていたんですよ。
日本の中でも、最も早くコンクリートブロックを取り入れ、
今でも主流の建築材料として使われていますね!


清家清さん、池辺陽さん、増沢徇さん、、、名だたる建築家たちの作品がたくさん載ってますが、
みんな新建材であるコンクリートブロックの存在意義みたいなことを、
実験しながら模索している感じを受けます。

でも、この本の面白いのは、コンクリートブロックが、積むという単純作業であることから、
どことなく素人に親しみやすい新建材であることを、建築家の事例と対比しているところでした。


幼稚園の先生「ブロックとは子供たちの積み木です」とか

2019年でもブロックの施工費は、重量に比例しています。

1955年は200円だったんですねー
2019年僕は中古ですが、5000円で購入しました。
まぁ今時の雑誌にはない、味わい深い読み応えはありましたが、、、
Posted by came at 20:40│Comments(0)
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