2020年09月19日

メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)

次のステイホーム期間を、ポジティブに過ごすために、

家のメンテナンスについて、クライアントさんと情報を共有したいと思っています!

今回は、アトリエmさんの「外部木部塗り替え」の事例です!

アトリエm(トラストブロックLOT.03)さんは、2016年に完成した建物ですが、

メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)

なんと2年後の2018年には、ご自分で外部木部の塗装メンテナンスを行われています。

トラストブロックユーザーの中で、最も早い塗り替えです!

外部木部の塗替えのタイミングについてですが、

基本的には、木が黒ずんできたなぁと感じたら、やったほうがいいと思います。

メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)

例えばこれくらい(カメハウスの雨ざらしデッキ1年経過の状態)

1回目の塗替えは、できるだけ早めに行うことが理想です!

建物の環境条件などにより、劣化の具合は異なりますが、

1回目は、遅くても3年以内に行うのがよいでしょう!

そうすると、2回目以降の塗替えの間隔は、段々と長くなっていきます。

2年後→3年後→5年後→7年後という具合に、、、、



さて、アトリエm 主催の宮里さんは、塗るのがお仕事(画家)ですが、

さすが、メンテも手慣れています!

2016年の新築当時は、白木用塗料を使用しているため、ナチュラル感の印象です。

【破風(はふ)】
メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2016年



メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2020年、落ち着きを感じる佇まいに、、、


【玄関ポーチ】
メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2016年



メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2020年、みどりと馴染むウェットなアプローチ空間に、、、


【玄関ドア】
メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2016年



メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2020年、真鍮(しんちゅう)がいい色になってきてます!



子ガメ2号
メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2016年



メンテナンスのすすめ(外部木部の塗装)
2020年、自作ブルートゥースイヤホン


このように、メンテナンスを行いながら

佇まいをデザインしていくのは、子供の成長のようだと思います(笑)

皆さんも、是非、早めに塗り替え楽しみましょう!


最後に
アトリエmの宮里さんに、今回のメンテナンスについて、教えてもらいました!

外部木部の塗り替えはアトリエが完成して大体2年目に行いました。
ご存知の通り、当初はキシラデコールの白木色でした。
段々と木部のカビなどの汚れが気になり出したのと、内部のヒノキもちょうど飴色になってきていたので、
塗り替え時はメープル色にしてみました。


Q1:ペーパーなどで研磨されましたか?もしされていたら、電動工具でされましたか?
  本来ペーパーで研磨した方が良いのはわかりますが、さすがに一人では厳しいので、軽く水洗いしたのち塗っています。

Q2:塗り替えの材料は何を使用されましたか?
  インターネットで見つけた「スーパーウッドステイン」の16Lです。キシラデコールに似てもので、若干安かった覚えがあります。

Q3:塗り替え作業に要した時間はどれくらいでしたか?
  涼しい晴れのひを狙って、塗りの前日は水洗い、塗りは6時間ほどかかったと思います。外から見える部分と屋根の下の部分も塗っています。

Q4:他のユーザーにアドバイスできること(養生や足場など)がありましたら、教えて下さい。
 養生は大変なので、気になるところだけにブルーシートを敷いていました。極力ニスが垂れないように、ペンキ用の刷毛を使ってましたよ。時間とお金の面から足場を組むことはできないので、トラスの上部分は屋根に登って、高いところはテーブルの上に脚立を乗せて塗っていました。(落ちないように気を配りながら、ゆっくりと丁寧に)アトリエ正面や雨風が当たる所は2度塗りしています。

その他、塗り直した後、約1年が立ちますが、特に気になる所はありません。高所に登るので、2名ぐらいで行った方がいいと思います。自分でメンテしているので、建物の状態が把握でき良いですよ。体力入りますが、、、


最後のコメントがとても印象的ですね!
メンテナンスは建物を維持するための行為ですが、
細かく観察することも大事なメンテナンスです。
自分で出来ないことは、無理せずに、専門業者にしてもらいましょう!



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