大学1年生の「住宅設計課題」特別講義をやってきました~
僕の母校である「沖縄職業能力開発大学校」 (長いので「ポリテク」と呼ばれています)
住居環境科(建築学科)にて、特別講義をやってきました。
恩師である山城先生にお声掛けいただきました。
僕は7期生で、現役1年生は31期生だと...
24年前、高校卒業をして、鹿児島から単身沖縄に来た当時のことを、思い出しながら
後輩たちに、自分の経験から、大切と思うことを、伝えてきました。
100分の2コマでしたが、、、聞いてる方が大変だろうなぁというくらい、たっぷり話しました(笑)
こんな感じの話...
建築とは「人間の営みを支える器」で、住まいは「人間の暮らしを支える器」です...
大規模な彫刻や芸術とは、そこが違います!
特に住宅は、内側が重要です!
だから、住まいをつくる目的は、建築を造ることではなく、暮らしを創ることなんです。。。
「営み」をアニメの絵コンテのようにたくさん描いてください。
その場面の背景に映るもの(舞台美術)を、設計すればいい!
図面は、建物の作り方説明書なだけなので、施主(素人)に伝わりやすくするために、
添景(人やモノ、会話など)を、たくさん描き込んでください!
実は専門性以上に「卓越した素人観」が重要です。
これから専門性を磨いていくと、今君たちが持っている「大切な素人観」が失われていきます。
専門性と同時に、素人観も、学んで欲しいです。
「わかりやすく」伝えることが、とても大事です。
小学生や中学生に話すよりは、随分気楽でした~
大学、専門学校の講師依頼など、是非お声掛けください!
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